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政治に魂を吹き込むものは何でしょうか。それは「信頼」にほかなりません。では今日の政治が国民から信頼を得ているか、政治への信頼が損なわれた結果、国内に無用の対立が生まれていないか、そのことが今回の総裁選挙で問われています。まず何よりも先に「政治への信頼を取り戻す」そして、国民が「よし! この政府なら力を貸そう!」と思っていただける信頼の政治を私はつくります。
政治家の使命は、勇気と真心をもって真実を語り、国民の幸せのために奉仕することです。どんな時も謙虚に、丁寧に、国民の納得と共感を得て困難を克服する勇気と覚悟が求められています。
人口急減、少子化、超高齢化、人手不足、貧困拡大、地方の疲弊、東京への一極集中、激変する安全保障環境。未来はもはや過去の延長線上にはありません。私たちは、過去の遺産にすがることなく、次代に負担を先送りせず、果敢に新しい国造りに挑まなくてはなりません。
早急に我が国を支える長期ビジョンを作り上げ、次世代30年の社会経済の発展の礎を創る必要があります。もちろんこれらの問題解決には多くの困難が伴います。しかし、政治が国民に正面から向き合い、己を捨てて誠心誠意語ったとき、国民は必ずそれに応えてくださる。私はそう信じます。いつの時代も、歴史を創るのは権力者ではなく、民衆の熱情と志なのです。
すべての地域、すべての世代、すべての人々が幸せを実感できる日本を作るため、そして国際平和に貢献し、世界が憧れる日本を築くため、すべてをささげる決意です。
国民本位の
政治・行政改革で
国民の信頼を回復します!
~ 対立よりも対話を!政局よりも政策を!~
「政治への信頼を取り戻す」そのためには、「初心忘るるべからず」苦しかった野党当時に何とか国民の信頼を取り戻そうとして党を挙げて作り上げた党再生の原点、党の平成22年(2010年)綱領に立ち返る必要があります。曰く、
「勇気を持って自由闊達に真実を語り、協議し、決断する」
「多様な組織と対話・調整し、国会を公正に運営し、政府を謙虚に機能させる」
「政府は全ての人に公正な政策や条件づくりに努める」
自民党は、この原点と初心を忘れてはなりません。
国民の政治・行政への信頼が大きく揺らぐ今、
私は、取り戻します。
① 謙虚で正直で国民の思いに近い政治
② 透明・公平・公正な政治・行政
③ 課題に正面から挑み決断する政治
このため、
「政治・行政の信頼回復100日プラン」
として具体的な期限を設け、迅速に党風刷新、官邸の信頼回復、国会運営の改善、行政改革を断行します。